「正しい道」「美しい道」が人生をより有意義に導くとは限らないものです。
自分にとって都合よく、正しさや美しさを見ていると、いつの間にかエゴに突入するからです。
勤勉でまじめな人が、つい陥りやすいようですね。
気高くも正しい生き方や美しいあり方を目指す方たちがいます。
サクサクその道が開かれてうちに、やがて「もっと成長しなければ」「いつも美しくあらねば」という新たなストレスがみえてきます。
何かを目指すなかで、いつか、それが完了(卒業)し、あるところから楽になれるだろう、なりたいという欲があるのかもしれません。
でも、人生は、学校時代のように卒業がありません。
本来は、周囲と比較して採点されることもありません。
正しい、美しい道があるとしたら、いろいろな経験を経験として愉しむ道のことかもしれません