上を見上げると赤い鳥居が見えます。7合目6件目の山小屋「鳥居荘」の目印。7合目の先も遠くない?!
みんなと一緒のときは、ときどき「エイエイオー!」の掛け声をかけますが、ひとりでも「エイエイオー!」をつぶやくだけで、それなりの気合効果あり(笑)
ふぅはぁ~ 鳥居まで到着。
5合目を出てしばらくすると薄寒くなり、途中のトイレでヒートテックを着込みましたが、風が止み、日差しが近いせいか、汗だくに。
登山者のみなさん、適宜休みを入れながら登っています。
半ズボンで走り登っていくアメリカ軍の小隊、富士山マラソンのトレーニングで凄い勢いで下山走りしている選手、中国人やラテン系の家族など・・・バリエーションにとんでました。
中国の方たちは、日本語、英語とも話せないことが多いですが、「ガンバロー」は、富士山で通じました(笑)
「ここは8合目」2,030m
山頂まで2.7km 295分
8合目の山小屋太子館。 そういえば、その昔、聖徳太子も馬に乗って富士山を登ったそうです。
その姿を描いた絵の馬は・・なぜか翼がついているという(笑)伝説でしょうか?!
今日の登山は暑いので、ヒートテックとトレッキングパンツを脱いで、軽装に。
今回は強力な登山用のトレッキングタイツのおかげで、足の疲れが軽減されている感じ。
岩場は減ります。
周辺は砂利の山肌なのですが、そこに「蓬莱亀岩・八大龍神」の石碑。
8合目の白雲荘。これまで3、4回泊まりました。
前回、9日目のことですが、8合目まで雨に見舞われました。
夜には大雨になり、山頂をめざすのは断念。
たとえみんなが登るといっても、「アタシ、ゼッタイ下山する!」と、山小屋についた時には引き返しを予見。我ながら、撤退決意、早っ(驚)
体の芯から冷えて、心臓が温まるのに1時間かかりました~そんな状況で白雲荘さんのカレーは、山小屋で食べるとあって美味しいです。
(注:こういうときに心臓と内部対話をしてみると、心臓はとてもクールにちゃんとよい働きをしておりましたー笑。むしろ他の内臓器官のほうが、冷えに危機感があるようで、心臓裏の神経や脳に対して、警戒信号を発しているのがわかりました・・・My Heart 談)
そんなことがあって、今回は単身を決意!山登りはペースが違うと辛いですし、リスクもあります。基本、遅い人のペースに合わせるのがルールです。
しかし、ペースが遅すぎたり、休憩が多すぎると、天候によって体が冷え、呼吸のぺースが乱れます。
そのことは、身をもってよい経験、学びになりました(^^)v
今日は13℃。快適な8合目です。3,200m
3,250mの山小屋 元祖室の白い鳥居
「ここは本8合目」 って8合目の中で区分がいくつもある(笑)
見上げると太陽がこんなに近い
途中、富士山ホテル(といっても山小屋です)、トモエ館を登り、「あと30分ですよ」という声援をいただき・・・「ここは8合5尺」到着!
今夜のお宿、御来光館に到着。5合目を12時に出発して、17:15・・・5時間15分でココまで登れました。
御来光館で食事と仮眠・・・山頂をめざしまーす!
富士登山・吉田ルートコンプリート(3)御来光館ー山頂へ