8年ぶりに電話カウンセリングにご相談をくださったTさん。

当時は、心臓の手術をなさった後で、術後の過ごし方についてのご相談をしたそうです。

 

その後体調はよく、ご主人が「好きなことをやりなさい」とおっしゃることもあり、活動的に習い事をしたり、ボランティア活動を愉しくやってきたそうです。

 

Tさん「でも、最近、年のせいなのか、やる気が起こらないんですよ。やればいいだけ、やっているうちに行動的がつくのもわかってるんですが、気が乗らないんです。

それとも体調がどこかわるいのか、心臓がまたよくないのか?どうなんでしょう?」

 

70代後半になられたものの、若々しく、年相応の調整期(足腰の痛み、更年期、白内障など年齢に従って通過する時期)も順調でいらっしゃいます。

 

さて、電話越しに透視で拝見するとたくさん情報が出てきました。

そのような方は、潜在意識レベルでは、ご自身のことをよくご存知なのです。

 

ただ、何かしらのこだわり、価値観、現実の環境が妨げているようになっているだけです。

 

Tさんへのアドバイスの中には、

Tさんが、ご主人の話を真に受けて聞かずに、ちゃんと聴く姿勢で耳を傾けている画像が出てきました。

 

Tさん「いいんですよ、もっと主人の話をききなさい!ってハッキリ言ってくださって(笑)。私、主人の話を聞きたくないんです。いつも○○○○の話を私にしてきて、私はその話が嫌なんですから」

 

いえいえ、Tさんは、これまでむしろご主人の話を真に受けて(真実だと思って)イヤイヤな態度で聞いていらっしゃるのですが、その逆を心がけましょう、というアドバイスなのです。

 

ご主人は本当の話をしているかが問題ではなく、ご主人の感じたり考えていることを聞いてほしいようなのです。

真に受けて聞いてしまうと、Tさんのように辟易してしまうでしょう。

 

Tさんの行動力に影響するような、気の滞りに通じる、身近な人とのコミュニケーションとして、このようなことは結構多いのです。

 

私たちは潜在的に、相手に自分の話の内容をわかってほしいのではなく、自分が自分自身を認めたいために、共感してくれる相手や状況を求め、それによって安心します。

 

顕在的には、自分の話をわかってくれるかが重要に考えるでしょうが、それはウワバミに過ぎません。

Tさんは、ご主人の話を真に受けなくて良い理由がお分かりになったようで、普段から超忙しいご主人の状況にも共感する気持ちが起こってきたようでした。

 

 

この手の、「真に受けずに、相手の話をちゃんと聴く」というのは、どなたにとっても、あらゆるところで実用的に活用できますよ!

発言している方も、何を本意に伝えたいのかきちんと整っていることはほとんどありません。

 

だから、会議やプレゼンのようなフォーマットがあるのはそのためですね。

 

一方、大方の日常的な会話、職場やあらゆる他人との会話、家族や身内など、(それほど気にしなくていいですがー笑)気にとめてみると、相手の発言と心の中で言わんとしていることのギャップをしばしば発見できます。

 

そのためには、真に受けず、相手の話に耳を傾けるような心の姿勢とゆとりが必要かもしれませんね。

 

また、自分の本心がわからないままの日々が続くと、他人の心、言わんとしていることも、わからなくなります。

そうなると、行動力に通じるエネルギーも鈍くなっているものです。

 

 

昔々、私が日本の心理カウンセリングの学校へ通っていたとき、ちょっとシュールな先生が・・・

「クライアントは嘘をつきにやってくる。そのクライアントと話しているカウンセラーも大嘘つきですよ」と。

 

確かに、嘘といえるほど、一方的に状況を主観的に捉えて、悩んでいるクライアントさんは少なくありません(笑)

 

心理学でいう「傾聴」は、相手の話をただ聴くという姿勢を提唱した方法ですが、これは地味ながら、本当に上手い心理学の先生のカウンセリングを受けると、とんでもない気づきを引き起こす魔法のようなことが起こります。

 

それまでは少々じれったいですが(笑)

傾聴の神カウンセラーがもっといてほしいと思いますねー

 

透視、サイキックカウンセリングで、クライアントのお話を傾聴するとは、エネルギーに集中することになります。

すると、クライアントのお話からさまざまなアングルで、客観的な状況や、クライアントの深層心理なども出てきます。

聴く姿勢というのは、サレンダー(委ねる)、ヒーリング(癒し)の作用があります。

 

余計なアドバイスや意見を言わない、というのは、通常の人間関係では、上質な信頼を示します。

 

サイキックカウンセリングを受けにいらしたクライアントさんに黙っているわけにはいかないですがアセアセ

 

私は、しばしば、「なぜ、このことを相談しているの?本当の目的は何?」などと、クライアントのハイヤーセルフやその方のスピリッツガイド(いらっしゃれば)にお尋ねします。

 

すると、ご本人が無自覚な場合もありますが、何らかの核心的な情報が出てきます。

 

 

おそらく、たまたまこのブログを読んでくださった方は、サイキックセンサー(直感)を少なからず拓いていらっしゃると思います。

 

ではでは拍手

 

もし、近い将来、あなたが相手の話を不快に感じたり、よくわからないようなネガティブな会話ややり取りに遭遇したら、

 

相手のお話を聞きながら、自分の額から頭頂部あたりに意識を向けて、相手の方に「なぜそれを言っているの?何を私に本当は伝えたいのですか?」と心の中で、相手の額から頭頂部あたりに伝えてみましょう。

 

すると、相手のハイマインドから、返事が返ってくるでしょう。

先入観を持たず、ジャッジをせず、自分の心の声はOFFにして、何だろう?と好奇心をもつぐらいに話しかけるのがポイントです。

 

私たちは、自分をわかってくれる姿勢の人に好感を持ちます。

安心するし、落ち着くのですね。

 

生きている人間同士の会話も、霊界通信も、本質は同じ。

 

 

というわけで、霊的レベルの会話も、大いに日常会話に応用できるものです!

サイキックのスキルやヒントは、この肉体を持つ領域の世界に役立つことがたくさんあります。

 

パーサイキック的なコミュニケーションにご興味があったら

まずは基本から【基礎】次回は11月3日(金祝)

実習でサイキック能力を拓いていく【初級】

次回は11月4日(土)5日(日)

 

 

電話・Skypeセラピー 

近年は個人セッション同様の比率でご利用される方が増えました。わざわざ出かけず、がお手軽なのかもしれません。

テーマによりけりで、行動力が伴うときは対面の方がベターか?という印象ですほっこり

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