自分を知りたい Who am I?

昨今のスピリチュアルブームで、フツウの悩みが、とりあえず、魂的に悩まれてしまいます（笑）。例えば、フツウに「恋人ほしい」が「ソウルメイトと出会えますか？」と。まぁ、ソウルメイトに出会うということは、現実問題、かなり修行な関係なのですが（＾＾；　あるいは「会社の仕事がしんどくてどうしたらいいでしょう？」的なご相談は、「天職は何でしょう？」とスピリチュアル化してます。

もっとも、困っているときには、何が悩みかわからない状態ですから、相談のとっかかりがあるのは、良い時代かもしれません。そんな傾向を含めて透視なんぞ、している日々です♪

Aさんは、「自分を知りたい」というテーマで相談にみえました。今後の生き方、仕事、プライベートなど、漠然とした不安があり、現実に足をつけることも、先に冒険づくこともできない様子。そんなAさんにとって、意外にも「自分を知ること」のヒントは、「母親を知ること」でした。そのときどきで、ヒントは変わります。でも、ふっと、自分と向き合う存在がかつて身近だった家族であることは、しばしばあるものです。

ストレスのお持ち帰り Take away the Stress

昼間の生活圏からくるストレスのために、夫婦が不仲になっているお宅、結構あります。というか、ほとんどかもしれません。夫が会社で受けたストレスごと帰宅します。すると妻は、夫の存在を重たく感じたり、イヤな印象を受けます。本当は外の世界から持って帰ってきたストレスなのですが、夫本人が同化しているようにしか見えません。また、妻も会社で仕事をしていれば、同じようにストレス帰宅します。よって、純粋なご両人なら仲が良いはずが、お互いのストレスを見合って、だんだん不穏になってくるのです。イライラの原因は仕事にあったのに、家でもそれを出してしまいます。
とはいえ、お互いに思いやる余裕があるなら、お互いを再認識できますよ。しかし、何十年と背負ったストレスを定年とともに家でおろされたら・・・まさに、昔の流行語、ぬれ落ち葉に。そのまえに、年金離婚作戦か？
本来、生活のために仕事があるはずが、仕事の一部に生活があるかないかの現在（２０世紀からかな）。不穏になった家族でも、思い切って避暑地で過ごすと、日頃のストレスが取れた仲に戻れるかもしれません。ただし、休暇に仕事マインドを持っていっては、旅先でも・・・ですよ＾＾

白いヘビ White Snakes

「３年前に転職した頃ですが、夢なのか、夜寝ているときに、両足から白ヘビがすーと入ってきたんですよ！あれは何なんでしょうねぇ！」とNさん。彼の場合、それは新しい仕事先で、の自分を引き上げてくれた上司にあたる人物からの、後の影響力を象徴していました。白ヘビのような姿をみせる「エネルギー」は、良く使えば有益ですが、逆手に出ると邪になります。つまり、注意を払っておく必要があります。恐れたり怖がる必要はありません。しかし、なれないなら、要注意。
さて、この上司も、Nさん自身にも、いわゆる霊感能力があるので、このような３次元を超越したビジョンでコミュニケーションがおこるのです。あるいは、霊的世界に関心を持っているときも起こります。また、こういう体験が多い人は、過去世で霊的活動（修行、宗教、哲学、芸術、発明など）にたずわる転生を何度かしているものです。
ちなみに、このような白ヘビの解釈を、どう「証明」するの？と思うかもしれませんね。科学的根拠や証明を求める世界が三次元。対して、「ある解釈を信じることが現実だ」とするのが、超意識や三次元圏外の世界。霊現象、スピリチュアル、宗教もそういう意味では、三次元圏外。信じることを選択するなら、リアルなのです。

鵜飼な世界 Ugai

なかなか事務所に恵まれないという俳優さん。所属会社がしっかりしていないと、影で苦労の多い職業のひとつです。彼からすれば、仕事を取ってきたりマネジメント、宣伝、付き人の選定をしてくれるのが芸能事務所の仕事と思っています。確かに表向きはそうです。「それなのに、いつも『事情をわかってくれ』と社長は弁明ばかりで。このままココにいて大丈夫なんですかね？！」と。
この業界、、、タレント、役者、モデルなどは、鵜飼の鵜ような存在。魚を取ってくるわけ。事務所（会社）の長は、鵜匠です。鵜匠は良い鵜がいれば、儲かります。しかし、鵜匠の誘導がまずかったり、そもそも川に魚がいないところにいては、ともに潤いません。今の時代、自然も各業界の川も汚れているようです。
鵜さんも、頼りない鵜飼環境から離れて、広くきれいな川に向かっていくなら、堅実な鵜匠と出会えるかもしれませんよ〜。

忍耐vs我慢 Endurance or Patient

忍耐は内なる修行ですが、我慢となると外に対するムリがあります。我慢にはエゴが働いており、自分では苦しみを由としていながら、周囲を巻き込んでいるもの。
Sさんは、もう見切りをつけて次に行ってよい仕事に対して我慢していました。そこで辞めてしまうのは、逃げになると思ったり、辞めた後に上司が困るのではないか、周囲の迷惑になるだろうと。我慢の場合、それをストップすると、周囲も助かるものです。例えば、Sさんが仕事を去ったなら、上司や周囲は新たな活路を見いだすかもしれません。
忍耐は自分が向上する糧となるものです。当初は忍耐であった場所（職場など）や物事（人間関係、仕事、課題など）が、年月ともに我慢に化けていることがあります。また、最初は我慢にしか思えなかった苦しさから、向上を見いだして忍耐になることも。ちなみに、我慢はPatientといいます・・・英語で「患者」の意味があります。

我慢は、老化やストレスをうみます。忍耐は、体力や自信を養います。

難しい人

Nさんは、お姑さんとの同居を負担に感じていました。「ちょっと難しい人なんですよ。いろいろ気遣いをしても、そのとおりに受け取ってもらえず・・・」と。
嫁姑の関係に限らず、「難しい人」と思える人間が周りに居るなら、あなた自身がちょっと不自然に振る舞っているのかもしれません。意識では、良識でいるつもりが、本来の自分の声を聴けていないのかも。
みんなからみて「あの人は難しいね。変わっているよね」というタイプはいます。でも、それが負担や苦にならず、「あの人はあの人だよ」と自然に受け流せるなら、自分の中に難しい部分がないときです。
ただ、概ねは人間関係がスルーできていても、特定の人に対して通用せず、難しい相手はいるもの。それは、相手と「異に見えて似た者」同士だから。
また、人間関係が難しい状況に遭遇したら、いつもより自分に構ってあげる時間や手間を増やすこと。疲れていたり、消耗していると、問題視したりこだわりが出てきます！
もっとも、嫌いな人がいても、苦手な人はいないほうが世渡りしやすいです。

身につけたものが高価に見える人 Energy of Tarcoiz Blue

今日は魂的に？素敵なクライアントさんにお会いしました。

Kさんは、ここ数年の間に大きな消失感を経験したり、模索する時期を乗り越えていました。そして、今は、ここしばらく落ち着ける仕事を見つけて、これからのことを漠然とどうしたらいいか？考えている時期でした。リーディングをしてみると、Kさんのハートチャクラ（第四チャクラ・・・愛情、調和、自己アイデンティティ）には、ターコイズブルーの色が現れています。この色は、豊かさを象徴しています。金銭に限らず、その人が本質で飾らず生き始めたときに出てきます。皮肉にも、これは大きな消失感をくれた相手がきっかけでした。Kさんには、誰とも比べる必要のない個性、ユニークさを持っています。これが、どういうときに役立つかというと・・・ちょっとお安いものを身につけても、それが高価に見えるのです（笑）。

「もうちょっと気を使ったほうがいいと思うのですが、もう、自分の態度を飾ったり、嘘がつけなくなってしまったんですよ」とおっしゃるKさんが印象的でした。

幸福の基準 Standard of Happiness & Bliss

周囲から羨ましがられたり「幸せそうね」「うまくいっているみたいね」と賞賛される人ほど、本人の内なる意識はそう思っていないもの。「まだ足りない」「もっと幸せや成功のためにがんばらなければ」と。一方、周囲から「もうちょっと幸せになる努力をしたら？」「そんなことしてて楽しいの？」と思われる人が、内なる意識を満たしていたりします（無関心のこともありますね）。人と関わる社会性と、内なる意識の幸福の基準は、なかなか噛み合ないものです。もちろん、質感は違うけれど、バランスよく幸福の域を楽しんでいる人たちもたくさんいます。

そもそも、幸せになりたい！という発想は、社会性からきた基準です。内なる意識、魂にとっては、どんな経験もある意味、幸福の域にあります。