差し迫って困ってないものの、この先の人生の方向性を憂える方がたくさんいらっしゃいます。現状はなんとなく成立しているけれど、年齢を考えるとこの先も同じで良いものか?交際相手との関係を結婚へ向けるべきか?などなど。
行動を憂えたり、決断ができないタイプの多くに、胃腸障害の症状を持っている場合があります。
Hさんは、社会人になってから15年余り、大腸炎を患っていました。軽度なので、生活に大きな支障はありませんが、ことあるごとに症状が出てきます。Hさんも、今後の仕事や結婚について、現状のままでいることにモヤモヤとしていました。
だいたいご本人にモヤモヤ感があると、リーディングする側も見にくいものです(苦笑)。
さて、モヤモヤの原因は、この慢性的な大腸炎にありました。一時が万事、これまでの価値観や生き方を象徴しているようでした。
まず、大腸炎を真剣に治すと決めること。このままでは、現状維持の人生を越えられないでしょう。医師の診断で生涯治らないとされるのは、西洋医学の対処療法では、確かに患部に対しての治療だと完治はないのでしょう。
しかし、健康全般の回復と体力強化、情緒や精神衛生をよくすることで、腸(身体)は応えてくれるはずです。
ちなみに、肉体に症状があるときは、その回復に専念することが、セラピーや気付きになる段階です。