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忍耐vs我慢  Endurance or Patient

忍耐は内なる修行ですが、我慢となると外に対するムリがあります。我慢にはエゴが働いており、自分では苦しみを由としていながら、周囲を巻き込んでいるもの。
Sさんは、もう見切りをつけて次に行ってよい仕事に対して我慢していました。そこで辞めてしまうのは、逃げになると思ったり、辞めた後に上司が困るのではないか、周囲の迷惑になるだろうと。我慢の場合、それをストップすると、周囲も助かるものです。例えば、Sさんが仕事を去ったなら、上司や周囲は新たな活路を見いだすかもしれません。
忍耐は自分が向上する糧となるものです。当初は忍耐であった場所(職場など)や物事(人間関係、仕事、課題など)が、年月ともに我慢に化けていることがあります。また、最初は我慢にしか思えなかった苦しさから、向上を見いだして忍耐になることも。ちなみに、我慢はPatientといいます・・・英語で「患者」の意味があります。

我慢は、老化やストレスをうみます。忍耐は、体力や自信を養います。

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コメント

emily

こんにちは。いつも奥深いコラムを楽しみにしています。忍耐と我慢、難しいですね。修行だと思って我慢していたことが忍耐であったり、逆だったり。私も最近、このような事に直面しました。自分でも無意識下の事でした。我慢をして無理をしている時ほど、自分を客観視出来てなく、自分も犠牲にして、周りをも巻き込んでいました。まさに難しい人です。そういう時に、大やけどをしたり、人からの思いやりあるアドバイスに腹を立てたり。でも、それを噛み砕き、気付き、素直にどう受け入れるかが鍵であり、自分も周りも流れを良くし、自分への成長をも促すのだと思いました。私は頭では分かっていても、いつも痛い目に会わないと、大事な事が目に入ってきません。しかし、そういう気付きの機会があったり、信頼のおける人々からの指摘があるのは、とてもありがたいことだと思いました。志麻先生、本当にどうもありがとうございました。

Shima

emily さま
奥深いのかオタクなのかわかりませんが(笑)ご購読有難うございますm(_ _)m
ホントに、我慢しているときほど、視野が狭くなっていますよね!
痛い目にあったあとの気の持ちようや活かし方で、一転、ありがたいと思えますね。身をもって経験をしたり、自らで腑に落ちる気付きを得ることは、魂的に貴重です。そういうきっかけや人たちに遭遇できたのは、emilyさんの積んできた徳なのですよ。^^

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