亡くなった母に会いたくて塩をもりスタート
草原をイメージした時点で
幼い頃に遊んだ河川敷の風景が見えて川と橋があり
バックには雪が残る山々があり
猫柳や雪解けの水のきらめき、風やひばりのさえずりと
懐かしい風景でした。
橋を渡り
白いローブを頭からすっぽりかぶった門番が
大正時代の平屋のような家屋へ案内してくれ
中に入ると教会のような、天井が高く広い空間がありました。
不思議なことに薄っすらと周りに人の気配はあるのですが
見ようとするとよく見えない
遠くに母の顔がチラリと見えた気がした。
誰かが左手に、シルバーに輝く一粒の光を乗せ
握らせてくれました。
なにもできずに帰る時間となり、帰りたくないと
母の名を精一杯の声で叫んでいました。
姿は見えないのですが側まできてくれた母が
「光をもって帰りなさい」と
手を握り締め、ハグをしてくれた。
現実に戻っても、握り締めた左手に光があるようで
光の粒をハートに入れたイメージをしてみました。
とたんに涙があふれ
「ありがとう」と心が振るえていました。
(Y.I. 横浜)