しっとりとした感動がありました。
行きがけの自然、川の風景はどこかこの世にない、どんよりした場所でしたが、ご先祖様(祖母)と会ってからの帰り道は、見違えるほど、明るい原野になっていました。
祖母は、今の私ほどの年齢に若くなっていて、元気そうでした。
当たり前かもしれませんが、私の両親の今の状態のことをよく知っていました。
不思議なほど、おばあちゃんの声、しゃべり方が聞こえました。
実際、私の身内はまったく交流、おつきあいがありません。問題もありませんし、困ったことはありません。
どうやら、おばあちゃんが、身内の様子をあちらこちらみては、状況を整えているようでした。
お別れ近くにくれたものは、私の肩にドンと手を置いてくれたことです、すごい安心感がありました。
そして、「この先はいろいろな人が気遣って親切にしてくれるよ」と言っていました。
本当にそのとおりでした。
また、対面して屋敷から見送られたとき、もうあちらの世界に入れないといわんばかりに、扉がしっかり閉まりました(笑)。
実際の時間は数分のはずなのに、とても長い間一緒にいたような充実感があるセラピーでしたよ。
(つくしんぼ 埼玉)