12月は年末に向かうほどイヤーリーディングが混み合ってまいります。
そろそろ来年の心積りをする意識がピークになりそうです。
2019年の干支が亥とあってか、これまで「受け身に抑えてきたエネルギーを、来年は発進する方向に向ける」のが成長課題であるケースがしばしばです。
細かいエピソードは異なりますが、
そもそも、受け身体制でいるために発生する経験、感情、感覚、問題、障害が多いことを、自覚していないクライアントさんが意外に多くいらっしゃいます。
受け身とは、周りに起こるさまざまな経験に対して、いつもリアクションを起こし、反応している様子です。
ここでは、リアクション系と呼ばせてもらいます。
継続的に、いや慢性的にリアクションを受けて過ごしていますから、常に漠然と得体のしれない何かに身構えています。
ご自分に直接関係ないであろうこと、間接的にしても甚だアウェイな情報に対して、いちいち反応していますからとても疲れますし、慢性的不安や不満、ストレスなどが溜まっていきます。
すると、余計にリアクション系になり、もはやアクティブ(能動的)にエネルギーの矢印を向けることを忘れていくようです。
リアクション系の身構えが、お仕事や勉強に現れたり、家族、恋愛、友情に絡めた人間関係に現れたり、
一番顕著なのは、リアクションを続けていると、外部からのさまざまな情報に対して、あまり自分の頭で考えなくなります。
考えているつもりの反応は、別の情報や他の誰かからの情報にすり替えて使い回しますが、そのことにも自覚がなくなっていきます。
リアクションを続けていると、だんだん自分力が鈍くなってしまうようです。
さて、亥のように猪突猛進する勢いやパワーにあやかるとすると、リアクション系からアクション系、さらには自ら目的をもって準備したり計画するならプロアクティブになるでしょう。
アクション系になると、外からの情報に振り回されず、必要で有益な情報を選ぶようになります。
選ぶ=決断です。
プロアクティブに長けていくと、とかくマルチに活動するのが特徴です。
関連性のあることをうまく活用し、リアクションを受けたことをアクションに使うなど、なかなか巧みになります。
イヤーリーディングを受けられるクライアントさんは、節目を意識しているせいか、これまで精神的に培ってきたものが進化するタイミングにもあります。
今までは、リアクション系の役割を果たすことで身につけてきたものがそろそろ卒業となり、アクションを起こすような役割や使命が芽生えている節目なのかもしれません。
外ではアクション系でも、家族の中ではまるっきりリアクション系の方もいらっしゃいます。
好きなことや得意なことをやっていても、周りの要望に応えるために忙しい人は、意外にリアクション系です。
いつも「YES」ばかりでリアクション系なのかと思いきや、うまく周りと反応しながら前進しているようなアクティブ系の人もいます。
今一度、ご自分の言動から、日々、リアクション系なのか、アクション系なのか?観察してみると何か発見や気づきがあるかもしれません。
年内のお受付は12月30日まで、新年1月3日より。