アバンダンス=豊かさの原型は、エネルギーや生命力が豊かであること。
私たちは、エネルギーや生命力が、さまざまにカタチを為したモノを、結果的に求めていることが多いのです。
原型では、植物の種や、料理の素材のようなものですから(笑)ヘンゲ自在です。
そもそも本質主義のKさんは、
「最近、いろいろなことに影響を受けていて、そもそも、じゃぁ、何からブレてるの?と思うんです。
今の状態も悪くはない、むしろ恵まれているし、バランスも取れている方だと思います」
Kさんは、しっかりした仕組みを社会に提供するような仕事をされていますが、コアや魂を純粋追求するタイプだと、以前のセッションで出てきたことがあります。
タイムトラベルセラピーのソウルアバンダンスでは、17番目に「自由ポイント」があります。
つまり、お好きなテーマで、豊かなところへ旅をするのです。
Kさんは、先に4つのタイムトラベルを巡り、最後に「魂の求める豊かさ」の旅を選びました。
潜在意識に入ると、Kさんは、血液のようなドロドロとした赤い液体の塗られた階段のような段を上っていきました。
すると、ハリウッドの近未来やSF映画のような混沌とした空間、常に戦いがあるような茶煙が立ち上っている世界に着きました。
・・・その空間、世界の象徴は?
そこは終わりがない世界。
そこに生きる者は毎日が同じ。
戦っても戦っても終わりがない、しかし、戦いそのものが生きること。
戦いがなければ生きている証もない。
Kさんのハイヤーセルフは、気付きのようなメッセージをおろしてきました。
「この象徴は、終わりなき生命。
そもそも、生命に終わりは無いと言うこと」
この”旅先”で、さらにKさんの理解を拡張する隠喩が出てきました。
(ハイヤーセルフは隠喩が好きです)
私たちが終わった後と思っているのは、ひとつの電球が切れるようなもの。
新しい電球をつければ、また明かりがつく。
豊かな魂は、終わりなき生命を体現すること。
タイムトラベル前のカウンセリングで、Kさんは、最近はパートナー関係が終わり、さっぱり踏ん切りがつきながらも、少し喪失感を感じていたそうですが。
一人の人との関係が終わったとして、それも電球の交換に等しい。
私が愛=生命なら、愛はある。
電球の終わりは愛の終りではない。