パートナーシップの中で、地味ながら?日常的に気になるテーマがリーダーシップ(主導権)。
長年の夫婦から、恋愛最中のカップル、お付き合いを始める前のビミョウな関係の2人まで、リーダーシップの加減は難しいようです。
お付き合い(生活)の歳月を問わず、改めて言葉で確認することが面倒であったり、その場の空気でなんとなくやり過ごしているものの、実は、それがイライラやミス・コミュニケーションの原因になっていたりします。
「夫は、私の言うことに、なんでも『それでいいんじゃない?』って同意はしてくれるんですが、ちゃんと考えていないようだし、いつも私が決めるという状況に疲れました」
とおっしゃるTさん。
結婚10年以上でお子さんたちも中高生になり、父親(夫)と同じような反応をするので、リーダーシップを家で発揮することに嫌気がさしているようです。
Tさんはお仕事を持っており、仕事上でもあれこれ決めなければいけない立場です。
さらに、Tさんには、長年の心の習慣があります。
それは、「◯◯さんはこうあるのが正しい/何か違う」
「◯◯という立場/役割の人は、こうあるのがフツウだ」
という観念です。
その観念が合っているか、違っているかは、ほとんど問題ありません。
そのように型にハメている窮屈感が、Tさんの夫に対する思いや、夫に対して自分はどうあるべきか、という役割やパフォーマンスを面倒くさいものにしていました。
一時は付き合っていた彼と、いつの間にか宙ぶらりんで曖昧な関係になっているNさん。
自分から彼の気持ちを確認してリードするか?
そもそも、彼から何もアプローチをとってこないなら、見切りをつけるべきか?
彼は、私の事、私たちのことを、どう思っているのかしら?
・・・と比較的ありがちな、パートナーを探る状況でした。
オーラリーディングで、彼とNさんのハート(愛情)のパターンをいくつか読ませていただきました。
すると、Nさんがスイッチのボタンを持っており、彼がそのボタンを押すことで、エネルギーが流れる(ことが進む)構造が視えてきました。
つまり、彼がリーダーになるよう、Nさんが持っていく・・・陰のリーダー役ですね。
あるいは、彼が餅を杵でつき、Nさんが餅をまとめるような画像もメタファー的に視えます。
リーダーシップは、双方の立場(リーダー対グループ・2者のリーダーとも)があっての関係です。
そして、リーダーシップをスムーズに回していくのは、「信頼」と「思いを伝える」です。
特に、恋愛や愛情関係においては、「信頼」があれば「思いを伝えられる・伝わる」し「思いを伝えられる・伝える」から「信頼・愛情」になります。