1968年にビートルズがヨガ修行したことで有名になったインド・リシュケシュ

インド北部、ヒマラヤ山脈の麓にあり、ガンジス川が流れるウッタラカント州です。古代から「ヨガのふるさと」ですが、ビートルズを筆頭に当時のセレブがヨガ修行に向かうようになり、毎年世界からたくさんの人たちが神聖さを求めて訪れているそうです。


さてさて、私はお正月明け早々、心身の軸を整えに行ってまいりました。

インドは9年ぶりですが、相変わらずアメージング(と思っている)。


ビザを見ると3回目の来印度。最初はタージマハールやジャイプールを秘境専門ツアーに参加して(ツアーといえど、2名+日本語メチャペラペラなインド人ガイド)2回目は、前世療法学会(Past-life Regresssion Therapy Congress)の学会でした。


リシュケシュは、ニューデリーやムンバイのような都会と違い、インドの中でも、特別に瞑想・精神修行・ヨガに特化した平穏な地ですね。


到着までの道中も、ワクワクなことがありましたが、まずは現地のアシュラムの生活からご紹介ニコニコ


アシュラムとは、ヨガなどの道場の総称で、リシュケシュ一体にたくさんあります。

日本から勘をつけて(笑)予約をした、アナンダ・プラカシュ・ヨガ・アシュラム

 


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ここはカナダにも拠点があり、オーガナイズが欧米っぽい。アシュラムの中では快適クラスと推測します。

宿帳をみたら、イタリア、ブラジル、イギリス、カナダ、アルゼンチン、チベット・・・ざっと見ただけで、各国から来ていました。

ほとんどは1週間から1ヶ月滞在して、ヨガのティーチャートレーニングを受けたり、世俗を離れるようです。


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このシーズン、リシュケシュはやや静かな時期とか。シングルルームが取れました。
1泊1100rupee(1rupee=¥1.82)

写真だと、まぁまぁなお部屋でしょう(笑)

3-4月、9-11月は気候も快適で繁忙期。
ヨガフェスティバル、ティーチャーのためのトレーニングコースが始まると、大変な人になるとか。
世界中からグルやヨギーが何万人もやってくるそうです。

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トイレとシャワー。インドのトイレは何かと有名ですが、ココは、良いほうなハンドウォッシュ型。小さな手桶とバケツがおいています。


トイレットペーパーは流せませぬ。インドの方はそのままなのかな。
日本人的には、洗った後拭きたいと思うので、トイレットペーパーを使う場合は持参します。

現地で買うと、1ロール150rupeeと・・・紙が貴重なんですよね。

ちなみに、半ロール持参したものの・・・1泊インドにいると、手桶&自然乾燥方式に慣れてしまった・・・私チョキ

シャワーの温度は冷たかったり、熱湯になったり・・・(汗)

アシュラムで知り合ったブラジル人は
「みんな1週間同じ靴下履いてるし・・・シャワーの温度なんてまったく関心なさそうだよ」と。

私も、2日目には、髪や体を洗うことの意義が失せました(笑)
東京では朝晩、シャワーorお風呂が日課だなぁ(遠い目)

そこは短期修行ですから、順応します。

ちなみに、アシュラム生活4日で、ゴミはほんの少量しか出ませんでした。



Ananda Prakash Yoga アシュラムの日課は・・・・

5:00      起床(起床の鐘が鳴る)
5:00-5:45   瞑想
6:00-7:45   ヨガクラス(アーサナ・プラナヤマ・マントラ瞑想)
8:00      アグニホットゥラ(Fire puja)
8:30      朝食(鐘が鳴る)
9:00      自由時間
12:30       昼食(鐘が鳴る)
16:00-17:45  ヨガクラス
18:00            夕食(鐘が鳴る)
19:00-20:00  チャンティング(Kirtan)(火曜・木曜のみ)
21:00            就寝(鐘が鳴る)

ヨガは初心者から受けられるレベルですね。
21:30 に完全閉門なので門限破りはご法度。

私は探索後、よそのヨガスタジオのクラスを受けた日もありますが(いろいろ行ったみたほうがレベル的にはオススメ)、門限を理由に送ってくださる方を確実にかわせるので安全です・・・海外ではぁあせる



アシュラムの中はこんな感じ。


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自分もヨガに参加しているので、中の様子は撮影する氣がせず。

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こんもり緑の屋根の下で、儀式的なチャンティングが行われます。火や神聖な水や香ものを焼べます。

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時間制でオープンする図書館。ヨガ関係の本が多い。


食事は完全ベジタリアンですが、素材や調理法はアシュラム向けと思います。

ちなみに、就寝から翌朝の朝食までは、まったく話をしてはいけないルールです。
沈黙の中で体験を感じること、ほかの人たちとの関わりも無言の中でわかることがあります。

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食べた後の食器は自分で洗い、管理します。(水はきちんと拭くか乾かすかしないと、お腹にきますのでね。歯磨きの水も必ずペットボトルから)

食事は、食べ慣れると味わい方がわかります。

でも、もう少し自分にインドの食の知識があれば愉しいのに・・・

そこで滞在中に、本場のインド料理クッキングスクールに参加しました。それもアシュラムのお向かい!

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日本を発つ前日にネットで見つけたCooking Masala(クッキングマサラ)徒歩20秒とは!アメージング。

ココへ行きなさいというくらい、旅のアラインメントが整っていました。
アメージングなクッキングは、後日ブログで・・・・

リシュケシュは、ネット通信(脆弱ぎみ)がなくても、必要な連絡が取れるのですね。数日のうちに、知り合いの遭遇率かなり高いです。

 

【インド・リシュケシュ関連ブログ】

「ヨガの聖地・リシュケシュへ 〜ヨガ道場・アシュラムに泊まる〜」 
「ガンジス川を歩いてビートルズの修行した「マハリシ・アシュラム」へ」 
「リシュケシュの町歩き」 
「インド料理のクッキングスクール@Cooking Masala」 
「成田→ニューデリー空港からリシュケシュへ」 
「TRUST〜インドで5分カウンセリング」