1年の動向を透視リーディングするイヤー・リーディングの中には、運気を上げるための情報があります。
個々人、各々の年のテーマにより、より健やかに過ごす方法はさまざまです。
さて、例年より早く12月早々にセッションにいらしたKさん。
2016年は人的活動(人と目的を同じくして関わること)が財産になる様相です。
そんなKさんにとっての運気を高める環境・方位を拝見していくと、赤い鳥居にお稲荷さんが祀られている神社の画像が出てきました。
お稲荷さんを信心する方は少なくありませんが、いつの頃からか、お狐さんをやや嫌煙する風潮が出てきました。
おそらく、スピリチュアルの教えを唱える一説に所以しているのでしょう。
お狐さんは、いわゆる動物の霊です。他にも巳(へび)や龍神(辰)も有名どころです。
お狐さんには、「人の願いを叶えてくれる一方で、必ずその見返り(御礼)を求める」という特徴があります。
わかりやすくいえば、GIVE and TAKEです
それはワンネスや無償の教えと比較すると、なんだか怖い気がしてしまうようです。
しかし、そもそも見返りを要しない神様には、願いを抱く人間のほうは、感謝や慈愛の心をもって神様にお詣りするわけです。こちらもモノを要求しません(笑)
お狐さんは、世俗の願いをきいてくれる霊です。それは人の欲と切っても切れないお願い事を意味します。
たとえば、商売、芸事(人気)、大衆を集める、物を集めるなどです。いずれも世俗の欲と結びついています。
歌舞伎界には、お稲荷信仰に厚い御家(N屋さん)がありますね。
確かに概ね書き入れ時のようですよ。
世俗は物質界ですから、ギブ&テイクは当然、相手側の要求するモノで成されます。
お狐さんの場合は、わかりやすく油揚げですね。
美味しいほうが喜ばれるかもしれません
さて、Kさんは、2016年は多くの人たちと同じ目的や主張を掲げて活動する年です。
そんなとき、人を動かすには、お稲荷さんのような「人気」(人の氣=人のエネルギー)を得意とする自然霊との交流は理にかなっているでしょう。
ちゃんと御礼をすれば、ビジネス的な契約成立します!
あとは目的に関わらず、その他のご自身の気質やタイプとの兼ね合いもありますので、そのあたりはケースバイケースです。
ともあれ、この惑星(地球)では、常に返報性の法則や循環サイクルが機能しています。
にしても、お稲荷さんが敷地の一角に祀られている神社は多く、なぜか帰りに稲荷寿司に目がいってしまうのは気のせいでしょうか(笑)・・・たぶん文字通り「氣」のせいです