だんだん寒くなってくると、寝起きに影響する人も出てきます。
セラピーにみえる方々は、季節に関係なく、「どうしたわけか、起きれない・・・」というレベルですが。
よく眠れない、眠りが浅いのも困りますが、起きれない、午前のエンジンがかからないのは、本人もまわりも気だるさいっぱい。
栄養、日中の疲れ、ストレス、体調不良・・・それらの影響は大なり小なりあります。
が、次のことが整っていると、それらの影響さえ軽減するほどです。
デトックスセラピーを受けにいらしたIさん。
寝起きがわるく、午前はひたすら緩慢・・・仕事にいっても眠くなり・・・夕方からテンションが上がり・・・夜にはテンションマックス。
そんなサイクルが続いてきました。
Iさんには、本当はやりたいのに手をつけていない創作活動がありました。
「寝起きがわるいので、できない」とおっしゃるのですが、透視で拝見すると、
寝起きがわるいことを理由にしているだけ。むしろ、3%の活動でも手をつけてみると、寝起きがよくなっていく。
というもの。
やりたいことをやる。好きなことをやる。やりがいがあることをやる。
それらをやりたいがために、早く起きる無意識の起床時計になります。
前の晩には学校へ行こうと思っても、朝になると体調が思わしくなく、けだるいまま起きれなくなるというKくん。
ご両親がどう言ってところで、わる気なく、体が起き上がれないようです。
学校へ行ってやりたいほどのパッションが、勉強や交友関係に湧いてこないのです。
甘いといえば甘いのですが、自分の本心や状態をが正直ともいえます。
体力、気力は鍛えていくと、必要に応じて無理がきくようにはなりますが、そういうパワフルな人でも、軽やかに行動できるときと、重たいものを動かすように行動するときはあるものです。
さて、Kくんの場合は、学校の勉強以外に、自らが楽しいこと、熱中することを探して、勉強と両立することで、朝起きること、行動の機微がよくなる様が視えてきました。
一見すると、楽しいこと、好奇心や熱中することを持てるなんて、かなり恵まれていると思われるでしょう。
しかし、楽しいことを見出して、それに集中することは、無理を我慢しながら耐えるのと、エネルギー的には同じほどの分量です。
ただ、ベクトルに自分の意志(やりたい!ワクワクする!)があるので、本人的には苦にならないでしょう。
そういえば、子供の頃に、
読みたい本があったり、楽しいおでかけや用事があると、早く起きれたりしたことがあったのではないでしょうか?
この寝起きをよくするエネルギーは、理由や理性をともなう頭でやりたい!とは違います。
むしろ、無心、無欲に、理屈なく、「やりたい!」「やろう!」「楽しい!」「起きたい(行動)!」のレベルです。
これから寒くなって起きにくい方、どうぞご参考に!