アクセサリーとして楽しむクリスタル(通称:石)のほかに、自分を守ってくれたり、パワーを与えてくれるパワーストーンにハマる方は、少なくありません。そんなケースをひとつ。
春-4月は、ビジネスコンサルが多めな季節です。新年度ですから。
会社経営を営まれ四半世紀というEさん。これまで順調に積み上げてきた実績の傍、滞りや細かい懸案があるご様子です。
「経営も家庭も、やっぱり自分に起因するところがありますよね」(笑)と、Eさんはだいぶ状況が整理されてきた頃・・・
私には、いつもとても重たい鞄を持っていらっしゃるEさんの姿が視えてきました(透視的に)。
かばんの中身ひとつひとつが重たいのですが、さらに、漬物石のようなブロックまで入っています。
「かばん重たーいですねー」とお伝えすると・・・・。
「そうなんですよ!石も入ってるんですよ」と。
いわゆるクリスタルです。小さいものですが、重量はあります。
Eさんが事業を立ち上げてから、常にかばんにいれて持ち歩いてきた支えであり、次元違いの同志といったところでしょう。文字通り、四半世紀一緒に歩いています。
巾着から取り出したクリスタルを拝見すると、強烈な頭痛をガンガン感じました。
石がとても疲れているのです。まるで家に帰りついたときに「あぁ、疲れた~」というヘトヘト感のような。
それなりに、Eさんもクリスタルのお手入れ(浄化)はされているそうですが、石も、とても疲れたり、死んでしまうときがやってきます。
Eさんの石は、命はありますが、周囲の負のものを含め長年の疲れを溜めているようでした。
誰でも安心感やパワーが欲しいと思うものですが、そこに依存心が働き、ある重さを超えると、身動きがわるくなります。
以前、クリスタルに詳しい友人が「石屋さん(クリスタルを扱う)をやるときは気をつけないとね・・・低級な欲や依存(をもったお客さん)が集まってくるからね~だから儲かるよ」と話してくれました
確かに、気が弱っているときや、ある力を発揮するためのサポートとして、クリスタルのような護身を求めることはよくあるものです
しかし、そこには、不自然な執着や無理が起こり、長期に及ぶと自分の意志や判断がわからなくなります。
なぜなら、人の心や人生おいて、常に安心し、安らぎ、パワーがある状態であることは、ほぼないからです。
この地球という惑星は(某缶コーヒーのCMのようですが)、一定のバランスを保つために、変化を余儀なくされます。
ちなみに、クリスタルがわるいわけではなく、人は様々なもの・人・価値を見いだす事に依存しやすいのです。特に魂が疲れると・・・・