毎月260-300件のご相談のうち、男女の恋愛・愛情に関するものが8割以上を占めています。そのなかで、女性側からの相談が8-9割を占めますが、話の切り口は「相手の気持ちがわからないこと」です。

一般的に女性は、相手から言葉や明確な態度で愛情を示し続けてくれないと、不安になる傾向にあります。しばらくすると、相手の愛情が変化したり冷めたのではないかと、言葉や態度で確認したくなるのです。

一方、男性は、一度言ったら、あるいは一度相手から聞いたら、そのままを記憶している傾向にあります。だから、いったん関係が落ち着いたものになると、愛情表現の必要性を感じなくなります。

まさに、釣った魚に・・・?!

 

「男性は経験を個別に保存し、女性は上書き保存する」からかもしれませんね。

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一方、少数派の男性側からも、やはり「カノジョの気持ちが知りたい、わからなくなった」という話がよくあります。

突然「別れたい」「離婚したい」と、カノジョや妻から理由を言われても、「その意味がわからない」のです。どうやら女性側から発信しているサインに気づいていないことがほとんどです。

もちろん彼らなりに、ちゃんと愛情を持って接してきているつもりです。でも、女性側のほうは、彼ら特有の愛情や信頼の証がわかりにくい、わからないのです。まるで通訳がいるみたいね。

本来は個々人感じ方、表現は違うはずですが、こういう傾向をみると、男と女の違いは明らか。

もっとも、無意識に相手も自分と同じように感じたら現わすはず、と思っているために、相手の気持ちがわからなくなるのでしょうね。