朝早い時間から「夕べから、凄いラップ音が鳴るんですが、これどうしたらいいですか?」というご相談を受けました。
「たぶん、私の住んでいるところの気がよくなくて、さっきも玄関の外でタバコを吸っていたら、『タバコ吸うなっ!』っていう男の声がして・・・・」
R子さんは、以前、お祓いをしてもらったり、遠隔で部屋を浄化してもらったときは、しばらくおさまったとのこと。
拝見するところ(透視で)たしかにお部屋の壁はうす暗く、空気はどんよりしている様子。しかし、それより、ラップ音と縁を作っているのはR子さん自身のようでした。
R子さん自身のお名前を3回言ってもらうと、R子さんのお父様が不愉快そうな顔をした画像が出てきました。
よく似ている気質があるようです。そして、かなり怒りを溜め込んでおられるようす。
「はい、そうだと思います。父は、バリバリ馮依体質ですから。ちょっとおかしくなってますよー」と。
不快な霊的現象を起こす「存在」は、怒り、妬み、憎しみなど、ネガティブな考えやエネルギーが大好きなのです。
とりあえず、朝っぱらのR子には次のようなラップ音対策が出てきました。
1. 朝だが、お塩を入れて、すぐお風呂に入ること!
2. 生活改善すること。食事、食べることをおろそかにしない(肉体にいるため)
3. キッチンまわりの壁をキレイにすること(水回り)
4. タバコやめられないですか?(R子さんは、「ちょっとムリです^^」と)
5. 気にしないこと!
とかく、ラップ音が気になったり、馮依現象にとらわれるとき、「依存」のテーマがあるのが特徴です。
自力でどうにかしてよいものを、何か/誰かのせいであると、外部要因に意識がいってしまうのです。
もっと、図々しくも自分の軸を持っていたほうが、霊とやらに振りまわされずに済みますね。
しかし、当のご本人は、見えない何かのせいだと、信じてしまいがち。
ところで、「ラップ音」の正体は超常現象なのか、あるいは建材が温度や湿度の収縮で音を鳴らしているのか・・・?
オカルト伝説によれば、西洋のある女の子が、「ラップ音がするわ!」というと、本当にピシッ、パシッと音がしたことが始まりといわれています。
そこで、当時の霊能関係者が調べたところ、確かにこの子が言うと、音がなるわけで、「ラップ音」の見解が広まったとか。
のちに、実はその子が足の指の骨を鳴らしていた・・・というエピソードもあります。
ちなみに、先のR子さん、冷蔵庫に塩がなく、まずはスーパーに向かったようでした(^^;