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コラム:column

心臓疾患 Symptons on Heart

症状が現れるのは、身体がちゃんと機能している証拠です。本当に身体が故障すると、症状さえ現れません。おおくは、その前座で見落としているのですが。

子供の頃から、心臓に不整脈のようなドキドキや圧迫感を抱えてきたNさん。病院でいくら検査をしても、結果が出ません。まるで自分を証明をするかのように、医療機関や代替医療の診療所をまわったといいます。また、彼にはかねてから恋愛が成就しないというパターンがありました。「原因不明の心臓の症状があるうえに、まともに好きな人とも一緒になれないなんて・・・」と、とても辛そうでした。根がマジメな方なので、真剣に自己分析をしていらっしゃいましたが、どうやら自分の気付いていない“何か”があるのではないか?と行き着いたようです。

Nさんは、ありのままの自分を受け容れていない、という大きすぎて見つけにくいテーマを持っていました。交際が続かなかったり、恋愛感情を擁いても相手が引いてしまうのは、気を使いつぎて、自然体でない自分に変身していたからです。いつの頃からか、誰しも身につけてしまった、自己防御ですね。社会性とも言えます。Nさんも、そのまま自分では受け容れてもらえない、と自分でも自分を弾いてきたところがあります。古くは、子供時代の些細な経験や認識からきている可能性はあります。

このように大きな意味で、ありのままの自分を受け容れていないと、心臓に関わる疾患を患いやすいものです。特に、医療機関で「ストレスですね。」と診断されたときです。心臓は自分への愛情・自己アイデンティティを象徴しています。自分をしっかり大事にしていないと、他人や周囲にも厳しくなります。

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