母からの気付き 娘からのメッセージ
交際範囲も広く、評判のよいMさん。家事や子育ても十分こなしています。人から相談を受けることも多く、そういうことを仕事にしていってよいものか?と、将来のやりがいを探していました。確かにMさんにはそういう資質はありますが、何か先々に対して焦っているようでした。
タイムトラベルセラピーで、まず「昔の家」を訪ね、子供の頃の自分に会ってもらいました。フツウはオトナの自分のままチャイルド(子供時代の自分0と対峙しますが、Mさんの場合は意識の中で家に入ったとたん、子供目線で体験し始めました。そして、そこでのチャイルドの自分は、洋裁の仕事を忙しくやっている母親に、かまってほしいと思いながら、邪魔をしていはいけない、と葛藤を感じたのです。
次は、催眠意識下で、「自分に会いたがっている人物」と会ってもらいました。待っていたのは、Mさんの娘さん。待っていた理由を尋ねてもらうと、「(母親と)一緒にいたかったから・・・」と。
Mさんが昔の母親から再認識したこと(もちろん、ちゃんと相手をしてくれた時間もたくさんあったはずです。念ため・・・)と、娘が願っている意識がつながっていた節があります。
ご自分のことでセラピーを受けにくる方々は、身近な家族が思っていることを意識下にくっつけてみえることがよくありますね。
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