子育てのススメ Parenting the trees
少子化のため、激化する子育戦争。お母さんたちは誠に大変です。わが子の有様が、親の真価を問われるのですから。もう、親自身が教育通信簿を持たされているような状況。基準が変わっても、ひと昔前の育児ノイローゼに近いものがあります。とかく、この社会でしっかり生きていけるように育てなくては、と思いこんでいる親御さんに多いようです。いたって、マジメな方たちです。
ママ友達の政治的交際と、わが子の将来を心配してみえたNさん。自分がやりたかったこと、やりたいことは、子供たちにすっかり託しています。自分がこうすれば良かったという反省を繰り返してほしくない、自分より有能に育ってほしいと願う、強い母親心です。自分を大事にするかのように、子供さんたちと同一化している様子。
さて、Nさんのハイヤーセルフのメッセージは?
『子供を育てることは、樹木を育てるのと同じ。95%の成長は大地と宇宙の力と木の生命力。人間はわずかな助けを施すだけ。しかし、樹木から人間がうける恩恵は計り知れないものである。』
子供を地球人として育てるも、社会人として教育するも、根本は同じ木です。親こそ、子供の成長の糧にあやかっているものです。ときに、わが子の幸せを強く願うことはエゴになり、木を枯らしかねません。
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