ラップ音 Echo from past
ラップ音は代表的な怪奇現象のひとつですね。室内で、ピシッ、パシッ、ミシッ、といった不可解な音に霊を連想して相談にくる方々が結構いるものです。
Mさんは、ここ数年自営の仕事が起動に乗り出した、パワフルな女性です。多少の霊感体質をお持ちで、携帯や電子機器が時々フリーズするそうです(エネルギーの多い人は電気反応を起こすことがあります)。カウンセリングの途中で引越しの話題ついでに思い出したのか、ラップ現象について語り始めました。「あれ、なんですかねぇ・・・何かいます?見えます?」(^^;; さて、マンションの室内を透視していくと、20代後半の髪が長い楚々とした女性が見えてきました。Mさんは当時すでにその部屋に住んでいた頃です。はて?前居住者ではないということ。そう、つまり過去のMさんのエネルギーが共鳴して起こったラップ音だったのです。それは、まるで今はすっかり力強く活躍しているMさんに、過去のまだ弱かった頃の存在がアピールしているようでした。では、過去の存在は何を要求しているのか?それは、今のMさん自身が、過去を否定せず、ここまで乗り越えてきたよ、と過去の存在を受け容れてほしいという要求です。
肉体的よりも、エネルギー的なエネルギーが強い人(いわゆる勝気、強気、影響力のある人)は、エネルギーレベルで目に見えない発信源の音を起こしてしまいます。
やがて、自分自身や周囲を自然体で受けいれていくようになると、もはや怪奇音はしなくなります。またネガティブ要因との接点もなくなるものです。
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