英語では "None of your business!! " という表現があります。

 

自分に対してあれこれ意見を言ったり、心配やアドバイスを含めてちょっと批判的なことを言われると、(これは私のことなんだから)という意味合いで「あなたには関係ないでしょう!」と言い返したりします。

 

比較的近しい関係が一般的ですが、それほど親しくなく、公の場でちょっとした会話の中でも、さりげなく言える表現です。

 

周りに対して、そういう自分の立ち位置、立ち処ですね。

 

同じように、他人のことが気がかりであっても、関わりは控えようと思えば、"None of my business !!"と言います。

まぁ、ヒト(あなた)のことだし、あれこれ言うのは余計なお節介よね、といったニュアンスでしょうか。

 

 

さて、「首をつっこむ」というと、かなり関与している印象があるかもしれませんが、ここはエネルギーレベルの話お話。

 

相手の言動、態度や行動を含むふるまい、考え方や価値観、生き方などに対して、気に触ったり、気がかりに心の中で批判したり文句をとなえたり、「自分の考えや常識となぜ違うのだ」と不思議がったり

・・・それらは、チャクラなどのエネルギーや気の流れでいうと、首から上の部分なのです。

 

 

首から上、つまり頭の中で、いつも他人を気にしたり、自分や何かと比較したり、ジャッジしたり、羨ましがったり・・・これらは、日頃からやっていると慢性的になり、所詮は、他人(ヒト)様のことに介入しているとは、気がつかなくなります。

 

 

今、ご自分がそうでないとしても、周りを見まわすと、他人の噂話をしてばかりの人たち、他人のことを密かに?!観察してあれこれ推測しているような人々の様が見つかるかもしれません。

 

さらに、もっと身近なところでは、SNSなどの投稿文や画像に”反応”して、あれこれと根拠なく類推し、羨ましがったり、自分が残念に思えたり・・・という意識の現象はかなり増加しているようです。

 

中立的に観察し、考えれば、一線を引かずに自分の主観や価値観、状態や経験、思い出やエピソードを介して、単純に他人(ヒト)様と比較するということは、かなり雑な対比であるとわかるでしょう。

 

もちろん、相当アバウトなレベルで、何かしら共通点や共感するポイントから、勝手に他人の自由意志のテリトリーに踏み入ってしまうのかもしれません。

楽しい、面白いならアリだと思います。

 

しかし、他人のことで自分の気分、時間、エネルギーなどが消耗するなら、そのことに気がついて、支点先を自分軸にしましょう。

 

ちょっと知っているような人、情報やメディアを介して知っていると思っている著名人、年齢が近い人は、良好に首をつっこむなら親近感のうちですが、不愉快に気に障るなら・・・

これは、自分自身と途切れてしまっている大いなるサインです。

 

とてもわかりやすい目安です。

 

 

さらに、自分の思うとおりや自分の基準となる常識に、他人もそうあるべきではないか!と、他人を変えようとする頃には、おそらく自分自身の思うとおりに日々過ごせていないことの表れです。

 

スピリチュアル用語でいう、自分のハイヤーセルフと途切れているほど、人のことばかり気になり、あたかもその他人が自分に影響を及ぼすかのように感じます。

 

それゆえに、批判的に考えたり、実際に文句や意見を言いにいくかもしれません。

 

 

そもそも、自分の価値観や主張、趣味や好み、生き方や生き様と、他人様が違っていたとしても、自分自身と繋がっている人は、そのことで不愉快になったり、相手を変えようとはしません。

 

その必要がないことを、自然に、十分に感じ、(無意識であれ)知っているからです。

 

ご自分のためにカウンセリングやセラピーを受けにいらっしゃるクライアントさんの中には、その時間を自分自身ではなく、気に障る人間関係や、気がかりな他人のことに費やそうとする方が、たまにいらっしゃいます。

 

エネルギー的に調子がわるい、波動が落ちている(元気バッテーリ減少)ときですね。

 

そして、そうさせているのは、誰それさんのせいなのだ・・・と、余計、ご自分のエネルギーを消耗しようとします。

 

 

では、親が子供に対して、あるいは世の中の基準でいう責任のある相手に対して、意見したり、介入しなければいけないときはどうなの?と思われるでしょう。

 

通年、お子さんの態度、行動、学校や社会での振る舞いについて悩まれる親御さんからのご相談はありますね。

ちょっとした意見やアドバイスでお子さんの状況がOKになったなら、OKですが、何を言っても、いろいろな策を講じてもNGなときがあります。

 

そういうときは、そのお子さんもどうしたらよいのか、わかっていないことが多いようです。

正確には、わかるけれど、できない。自分にもどうしてかわからない、など。

 

 

リーディング透視カウンセリングでは、だいたいいくかの策は読んで取れますが、ケースバイケースです。

 

また、親御さんの立ち位置から拝見すると、最初のうちまだ親御さんのエゴや先入観がお強いときには、そこをつつくことが微妙なときがありますね。

 

しかし、今どき、だいぶ「まず自分が変わる」という自己啓発的なノウハウが浸透し、受け入れやすくなってくださっています(笑)

 

 

そう、親御さんがご自分自身との繋がりがわるくなっていると、お子さんは言うことを聞いてくれない、というか聞けないものです。

 

今どき、高齢の親が自分のいうことをわかってくれないとおっしゃるお子さん方も増えています。

 

 

では、自分自身との繋がりのよい、わるいって?

 

代表的な常態は、自分自身と繋がっていないとは、自分の本音、自分の感覚や感性、思いや意見などのとおりにおらず、いわゆる自分らしくないときです。

 

繋がりがわるいときは、そのことにさえ気づきにくくなっています。

 

余計に自分以外の何かと比べたり、本来は心から望んでもいないことを理想や価値のある物事だと追いかけているかもしれません。

 

また、体や心が事実上、疲れが溜まっており調子がわるいことも少なからず、魂(本質)にもバグが出ていると言えますね。

よーく寝て、気分転換やリフレッシュしたら、自動的に自分と繋がり、思うとおりに過ごせていくことは、王道な方法です。

 

 

ちなみに、その1。

wifiなどの通信システム、電気製品は、「繋がり」と関連がおおいにあります。

ご自分がちゃんと自分としての機能が働いているときは、通信網、コミュニケーションは大変スムーズです。

 

 

ちなみに、その2。

誰かが、何かが首をつっこむべきときには、そういうモノが働きます。

アストラル界では、宇宙警察、アストラルポリスなどと言います。

現実レベルでは、そういう役割や使命のある方々が関わっているものです。

 

 

ちなみに、その3。

他人のことに余計な首をつっこむ人ほど、他人の本質に無関心です(=本質がわからなくなっているため)。