昭和を一世風靡したアイドル時代

「かわい子ぶりっこ」流行りましたね!

 

今どきの中高生ー20代の方々も、当時のカルチャーを動画で見たり、親御さん世代の会話からフツウに知っているワードのようです。

 

「かわい子ぶりっこ」は、文字どおり可愛い子ぶる、「いい子ぶりっこ」は、よい子ぶる演出がはいっているわけです。

 

ネガティブに解釈すると、かわい子ぶりっこは、同性ウケがよろしくないとなりますが、実は、かわい子ぶりっこはなかなか奥が深いのです(笑)

 

今どき、男性の中にかわい子ぶりっこはいますし、年齢層も広がっています。

 

さて、懐かしい「かわい子ぶりっこ」の意識レベルにおける情報は、Mさんのセッションで透聴したワードです。

 

ご本人もさながら、リーディングした私自身も、Skypeカウンセリングの冒頭で「かわい子ぶりっこ」情報が出てきたときはチンプンカンプンでした。

(コラムをお読みなら)Mさんへの補足も含めご紹介します。

 

Mさんは、職場の体制がよくない中、最後まで頑張ってお仕事を続けていました。

周りがどんどん離職するなか、最後まで居残っている形です。

 

転職を心にほぼ決めていながらのご相談です。

 

転職や離職のご相談は年中ありますので、少なからず私もだいたいの先入観があります。

ところが、Mさんのお名前を言っていただき、エネルギーに集中すると、

 

「かわい子ぶりっをやめたら(適した仕事・職場が)わかる」

というもの。

 

今の職場に限らず、今後の転職先であれ、Mさん自身の天職や活動にも影響するワードです。

 

かわい子ぶりっこが、なんとなく煙たがられるのは、何かを隠しているからでしょう。

隠しているものは、ある種の強み、パワー、本音など、本領を発揮する可能性があるものです。

 

かつて、特にかわい子ぶりっこがブームになった時代は、それが妥当に通用し、世渡り上手、人ウケをよくする方法でもありました。

 

現にMさんは、周りの人たちの仕事などに関する相談を受けると、とてもよくアドバイスができる方です。

不満や文句を感じながらも、大きな問題をおこさず仕事をしてきています。

 

意識的にかわい子ぶりっこをやっている人はともかく、Mさんのように自覚なく(あるいはいつの間にか忘れてしまったのか)かわい子ぶりっこ・いい子ぶりっこで過ごしており、それが自分の力を弱めていたり可能性を閉じていることがあります。

 

そのことに気づくと、何をどうしたらいいのか?よいかわるいか?という基準ではなく、自分自身の誠実な判断によって、内在する選択肢から行動を決めていけるでしょう。