だいぶ前から、ママと赤ちゃんの目に見えないレベルでの繋がりと大切さは語られています。

赤ちゃん(乳幼児)は、ママからの影響がより濃く、しかも早く現れやすいですが、小・中高生、昨今では成人しても、母親からの作用・影響は及ぶようです。

  

とはいえ、赤ちゃんやお子さんに不測の事態があったら、全てママのせいではないのですが・・・最も影響下においている可能性は高いでしょうね(側にいてもいなくても、テレパシー的に)。

 

中でも、赤ちゃんとママは、一心同体の感覚が強いもの。

 

気持ちや愛情の部分としては、ママこそ絆を自覚しているのですが、赤ちゃんの方はさらに強く、「感覚<存在」としてママと一体化しています。

 

例えば、ママや、共感する存在(ほかの赤ちゃんや、動物、物語など)が悲しければ一緒に悲しくなります。

  

嫌なこと、怖いことを思い出しただけで、本当に体が痛くなったり熱を出すなど、抵抗する意識が、その子にとって表現の現れやすいところに、反応を顕します。

 

そうしようとしていないのに、無意識に起こる共感能力です。

 

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「些細なことばかりのご相談で申し訳ないんですけど」

と、えらく恐縮して、急な電話カウンセリングを申し込まれたYさん。

  

内容如何ではなく、ご本人が辛く感じるなら相応に一大事です。

 

妊活、不妊治療の後、めでたくお嬢さんを授かりましたが、今は子育てに追われており、しばしば体力的、気持ち的にお疲れになってしまうよう。

 

時間をやり繰りして出かけた美容院で、スタッフの対応のし方に泣けてしまったり。

娘さんのための買物のことで、ご主人の些細な態度がとても辛く感じたり。

  

電話越しに話しながらも(話の内容ではなく)自然に涙が出てくる、泣けてくる常態であるのがわかります。

 

感情よりも先に涙が出る、自然に涙が流れてくるようなときは、まさに「いっぱい、いっぱい」なサイン。

 

頑張りすぎて、空回りをしている。。。

 

頑張っているところに、さらに頑張らなければいけないと、自らがプレッシャーを課しているのが特徴です。

 

涙が出るのは、神経をリラックスさせよう、弛緩させようとしている体の反応です。

そうやって、自分自身に注意を向けるよう促していると言えます。

 

 

3人のお子さんを育てているYさんの妹さんの意識から、情報をお借りすると 

「ちょっと手を抜いたほうがいい。いっぱいいっぱいになる・・・やりすぎっている」 

とのメッセージ。

 

ただ、いっぱいいっぱいのときは、自分では、どうしたらいいのか??わからないものですよね。

 

Yさん「(手を抜こうにも)娘はすぐ起きてしまって、自分が熟睡できる感じじゃないんですよ。それに、眠りが浅いのも心配で、成長に影響してないでしょうか?」

  

・・・そこで、よくよく拝見すると、そもそも娘さんは、ママ(Yさん)が落ち着かない気持ちでいること、いっぱいいっぱいな常態に対して反応し、眠りが浅くなったり、かえってママが気になるようなウロウロをする様子が視えました。

  

そのことをお伝えすると、まずは、Yさん自身が安心して無理をしないことの大切さと責任が腑に落ちたようでした。

 

周りにもSOSを出したり、娘さんのためにも楽に協力を頼めると良いでしょうね。

 

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保育園に通う頃から、周りより大人びた成長ぶりのSさんの息子さん。

ママが精神世界がお好きなこともあり、息子さんも霊的な反応にとても敏感です。

 

生まれ持った感覚そのものが冴えており、また、いわゆるご先祖様やお祖父さんからの庇護を霊的に受け取っているようです。

 

まだ小さいので、家族で実家へ里帰りするときには、息子さんのご機嫌や体調にも気を遣います。

 

Sさん「また実家へ帰省するのですが、息子が必ず怖い夢やお化けを見るのだそう。こういうのはどうやって防げるのか、アドバイスいただければ助かります」

 

事と次第による、または時と場合によるのですが・・・ 

だんだん自我が芽生え、発達する頃になると、「気のせい」「周りのせい」という外部要素に対して、自分はどうするのか?を決めることを学ぶ段階になります。

 

この類は、言葉で教えるのでは説得力がなく、ママ自身の態度が毅然としていたり、安心するようにどっしり構えていると、お子さんはそれに準ずる傾向になります。

 

ママ(ときにパパや、お気に入りのキャラクターなど)が大丈夫なら、ボク・ワタシも大丈夫だ!と。

 

これまでお子さんの体調や態度に気を遣ってきた場合、その延長で、ついお子さんの反応に振り回されてしまいがちです。

 

ママなどが、振り回されずにデンとしていると、お子さんも落ち着いてきます。

  

(ちなみに、人の多いショッピングモールなどで、お子さんが泣き叫んでも、全く相手にせず無視しているママを見かけることがあります。中途半端に相手にすると、お子さんがさらに怪力で暴れるそうで、これも作戦なんですね!)

 

 

以前から、「スピリチュアルあるある」ネタですが、「子供がどこそこに霊が見えるというのですが・・・」というご相談を受けることがあります。

 

子供たちは、情的に言えば、寂しかったり、家の中や特定の場所・集団にトラブルや問題があると、幽霊やお化けが見えやすくなります。

 

物理的にないお花や妖精、キャラクターが視えたり、声が聞こえたりするのはファンタジー系ですが、ソコにあるエネルギーが子供の意識のイメージと同調して「存在」とコンタクトします。

 

個人差はありますが、だいたい自我が目覚めてくる3−5才頃には、自己と他者の違いがわかりはじめ、だんだん言語などの波動に移行しますから、物質と非物質の境目ができてきます。

  

周りの楽しいエネルギーや幸せに共感し、そのように感化されるなら、素敵かと思います(笑)

  

ちなみに、大人になっても、どこか子供らしい気質があるタイプ、創造的な人たちは、よくもわるくも、エネルギーの感化を受けやすいでしょう。

 

周りに共感しやすい気質・体質のタイプは、とても多いのです。

 

トラウマなど、幼い頃の事情をリフレインするようなことがあれば、幾つになっても非物質なモノとの関わりが強い意味を持ちます。

 

そもそも、敏感さや、影響を受けること自体は、ポジティブでもネガティブでもない、ある常態です。

 

ただ、そのことにあなたが手をこまねいているなら「自分はこうありたい!」という意志や自覚を持つことを思い出しましょう!

 

「あり方を決めること」「ちゃんと本心を主張する(有言・無言問わず)」と、むしろエネルギーの伝達やラインがスムーズになります。

 

敏感な人はワガママとか、身勝手に思われがちですが、それが身を守る方法であり、一方で周りに貢献したり、身勝手な代わりにその人らしい働きを発揮することができます。