自分を取り巻く人間模様でトラブルや問題が目につくとき・・・その元凶は自分が握っているものです。
人間模様のトラブルや問題といっても、深刻なものから、気分がモヤモヤするものまで様々ですが、いずれにも当てはまります。
元凶といっても、けして、自分が悪者というわけではありません。「気に触る何かの素」を持っています。
心理学や自己啓発、精神世界を少し学び始めると、このことは、すぐに教えてもらえます。
それまで、人間関係で悩んだことがある人は、水を得た魚のように、ピンとくるようです。
しかし、その気付きのきっかけをもらうまでは、当事者からすると、どうみても相手側・周りのほうがトラブルや問題を起こしているように感じてしまいます。
ここ1年のお電話カウンセリングを振り返ると、Yさんは友人関係→夫の人間関係→きょうだい→両親→夫・・・とテーマが動いています。
セオリー的に拝見すれば、明らかにYさん自身に直接目を向けてもらうことが核心です。しかし、気付きにはタイミングがあり、いきなり自分を見つめることができない時期(人によって長い・短いあり)があります。
「灯台下暗し」です。随分遠回りなときもありますが、だから人との繋がりがあるとも言えるような気がします。
最近「サイキック講座プライベートクラス」を15時間受けられたKさんは、受講前に、人間関係の問題に遭遇し、自己流に模索しながらも、なんとか環境が変わる段階にきていました(内なる気付きが起こると、環境は変わり始める)。
「渦中にいるときは、相手のほうにばかり原因があると思ってしまっていました。さらに、スピリチュアルな考え方を使って、あの人たちは違う波動だと、ジャッジさえしていたことが・・・」と。
そう、波動やエネルギーのことを知っても、その活かし方は、ワンネスのレベル(愛・受容・客観的俯瞰性)で接しないと、物質レベルのエゴと混ざって、余計ヘンなことになります
上記のような理屈を知っていても、人生はバリエーション豊かですから、ちょっとしたトリックに引っかかって気づくのが遅くなることもあるでしょう。
それは、仕方ないこと。ただ、早く気づかせてもらうコツがあるとしたら・・・
問題視しても、どうも状況が変わらないときは、問題視をやめて様子をみる。
スルーしてみても、追いかけてくるとときは、課題を直視すべきとき。正直に、素直に、コミュニケーションをとってみる。
自然の中で充電したり、気晴らし、ワクワクすることで元気になる・・・王道です。疲れると問題をさらに深刻に捉えてしまったり、怒りっぽくなる。