この三連休の夜は、あるテーマで、タイムトラベルセラピーを受けるクライアントが多かったです。連休だからこそ、またそろそろ年末を意識されてか、何となく、みなさんの気持ちが慌ただしくなってきました。

片付けて、整理つけたい・・・そんな感じです。

昔から、部屋やうちの中の片付け具合は、心の中を象徴していると、言われていますので、師走現象は納得です(少し早いが)。

あるテーマとは、いずれも人間関係。職場、そして、恋愛関係。

 

そのなかで、「解放」のテーマとは、「自由である」ことより、手前にある状況です。

そう何かに束縛されていたり、身動きが取れないのです。

Hさんは、直属の上司のこと、自分の役割について1年以上悩んでいました。そして、現状に通じる「前世」をいくつか体験していくと、その「起点となる前世」には、奴隷時代の経験がありました。

「起点となる前世」とは、ひとつの転生では未消化な課題を持ち越し、それがカルマのように次の人生に影響を与える元の人生なのです。

奴隷時代に経験した、身分を超えられない諦めや刹那感は、今のHさんの憤りにも共通していました。

このようなとき、タイムトラベルでは、奴隷時代のHさんの状況を「解放」してあげます。あくまでHさんの自由意志が望めば・・・です。

そして、奴隷を解放する人物に救われ、前世の奴隷であったHさんは自由になりました。

面白いことに、この解放してくれた人物は、今世でもHさんが人生で究極苦しいときに救ってくれる人物と魂レベルでつながっている、とわかりました。

 

 

Tさんは、三角関係の交際のなかで、本命の彼に対する価値観や状況のズレを感じ、苦しんでいました。

食事がとれず、だいぶお痩せになっていましたが、気力でなんとかする!という輝きのようなものをは持っていました。

Tさんは、自らが「愛人」であった前世に戻りました。相手は地位、名誉、家族、物質的なものはすべて持っており、自分は何もない、いくところもない、という為す術がない状況でした。

Tさんは、その前世の状況に留まるか、「書き換える」か、少し迷っている節はありましたが、「換える選択」をしました。

そして、「愛人」となる前のカノジョに、相手の男性に逢った時点で、相手の意向(つまり、自分を選ぶのかどうか?)をハッキリと尋ねました。そのとき、相手は「待ってくれ、必ず迎えにくる」と返事をしたものの、そのまま歳月は過ぎます。結局、カノジョは他の男性と幸せな家庭を持ちますが、その夫と死別。悲しみにふけてひとりになったとき、最初の男性と再会し、よい関係を築いていった・・・となりました。

 

この展開は、Tさんの潜在意識が、瞬時に体験させたものです。

Tさんが、「他の選択をし、苦しい状況を変えてもいい」と決めた瞬間に、このような、オプショナル・ストーリーが展開されました。

状況を換えることで、新たな視点から、本質が見えてくるものです。

真面目な方は、「そんな過去を勝手に変えちゃっていいの?」「こんな思い込みで現実が変わるの?」と思われるでしょう。

ハイ!  ある程度の段階的レベルはありますがね(^^)v

でも、変えることが目的というより、感じ方のバリエーションが増える、といったほうが正確かもしれません。

前世で遭遇する経験は、今現在のあなたが状況をデフォルメして「気づかせて」います。

まず、気づく事が大事。というか、なかなか気づかない時間が長いのです。

そして、そのまましばらく過ごしても、変化はおのずとおこりますが、ある程度の方向性を創ってあげることで、現実の行動や意識的な捉え方も創られていきます。

 

実際に体験されたことがある方は、私が「蛇足という補足」(笑)をしますので、合点がいくと思います。

日頃から、私たちは自分の思い込みとも思わないくらいの強烈な「信心」によって、世界を眺めています。それでいいのですが、たまにアップデートしたり、生きることを難しくさせている「現実」から解放してあげると、思いのほか簡単に新しい世界が広がっていきます。

身近な人間関係は、そのひとつのバロメータになります。

タイムトラベルセラピーでは、過去や前世だけでなく、未来、パラレルライフ、現実に出会う前の若い誰かさんに会いにいく、霊的ガイドに逢う・・・などいろいろなバリエーションがあります。

旅のメニューはご自分で選べますが、そこでどんな体験があるかは、旅行と同じく、お愉しみですね!

 

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