かれこれ7、8年前、電話セッションを正式にやるきっかけになったのは、ある一つのお問い合わせからでした。

・・・精神的に追いつめられていて困っていることがある・・・しかし、直接ソコ(カウンセリング)に行ったりすると、自分の後をつけてくる奴がいるから、なんとか安全な方法で相談できないか・・・メールは記録が残るのでマズい・・・電話はかけてもらうと番号がそっちに知れるので、自分からかけるから・・・

というお電話でした。当時の秘書Hは、「どうしましょうかね?でもお困りの様子でしたよー」と、引き受けることを暗に促していました(※断ったほうがよいケースと、引き受けてしかるべきケースをいつも賢明に判断する人です)。

結局、指定の日時に「電話でのセッション」というお約束で、かけていただきました。

当日は、かなり警戒したご様子で公園の公衆電話からかけてこられました。そのようなことが何度かあり、その後、何か吹っ切れたのか、その方の”現実”が見えたようです。

 

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そして、こちらも「じゃぁ、電話でも遜色なくセラピーできるね」ということでスタートしました。

 

ところで、大きな組織(組ではありません、念のため)で長の寵愛を受ける幹部になると、そこから脱会した後も、後々ご本人のなかでしがらみや葛藤があるようです。

真実なのか、妄想なのか・・・ただご本人にとっては本当に感じていることです。ただ、精神的に大変疲れており、それが不安や疑心を生む要因にもなっています。