子どもの頃、なぜ大人はわざわざ天気や季節の話をするんだろう?と思っていました。

挨拶するとき「いいお天気ですね」「もう秋が近いですね」などと。

大人になると、アル意味よくわかりました。お天気や季節を通して、自分たちの生活、体調、気分、それらの変化を感じているのですね。

子どもの頃は、お天気以外の要因からのほうが大きな影響を感じました。大人でも、自然界より、社会で関わる諸々からこそ、影響を被っているように思えますから。

特にクライアントさん方を拝見していて、人は天候や季節の影響を自覚する以上に受けているものだと、わかりますね。体が丈夫でない方、心が定まりにくい方にとって、季節の変わり目は大きなストレスになります。

今の時期ですと、今夏の猛暑の体の疲れや消耗。。。仕事、勉強、人間関係などを介したマインドの成長やストレスが9月末〜11月中盤まで現れるでしょう。

私たちの体も意識も、本人が全く自覚していない部分で、外気の変化を感じ取り、自動的に微調整してくれています。ほぼ正確なはずですが、ときどき誤作動もありますよ(笑)

ちなみに女性の更年期(最近は男性にも多く見られるが)は、一見すると自律神経がおかしくなったように思えるでしょう。しかし、人生の尺からみると、今後に向けて、若い頃との生活の仕方、働き方、体力、価値観などを内部調整してくれているようです。こちらは人生の変わり目ですね。